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医療再生は可能か (ちくま新書)
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| 分類: | 本
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| 発送可能時期: | アクセスしてご確認下さい
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| 参考価格: | ¥ 735 (消費税込)
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お前が言うな 政界・財界の犬の御用学者として、いままで散々、医療崩壊をさせるために活動してきたくせに。
どのくちで、医療再生という言葉を吐くか。
経営サイドからの提案 最近の医療本は何冊か読んでいるが、本書はもっとも示唆に富む一冊だ。
医療システムの現状に対する分析から諸外国との比較、今後の方向性まで
実にバランスが良いのだ。
これは恐らく、筆者が医師ではなく、医療コンサルタントという経営畑の人間
であることが理由だろう。
厚労省の無策ぶりに加えて、前時代的な病院経営もちゃんと指摘してある。
医療制度の今後を議論するうえで最も重要な点とは、我々自身が自分の問題として
向き合うことだ。超高齢化社会を迎えるに当たり、従来どおりのやり方では早晩日本は
立ち行かなくなる。
「何も変えるな」は論外だし、「何を削るか」という議論は必須となるはずだ。
それを考えるにあたり、本書は有効な一冊となるだろう。
医療崩壊本ブームから再生のシナリオ提示 現場の医療提供者から現在の医療崩壊の報告本の出版が相次いでいるが、本書は医療経済・医療政策・医療経営学者からの医療崩壊点描と経済側面からの報告、視点を変えた再生のシナリオである。
「第1部 誰も幸せにならない医療システム」により、現在の日本の医療崩壊状況が点描される。
「第2部 健全な医療財政のための提言」が、著者の提言の真髄と言える。著者は、自身が試みる『医療の「見える化」』を中心においている。
著者が本書の最後に「あとがきに代えて」で提示する策は、結局「本格的少子化対策」に収斂されていく。その具体例は、不妊治療に対する保険適用であり、「こうのとりのゆりかご」の全国設置であり、有給休暇・休職に「不妊治療」を加えることである。
本書により、人口構成の変化・高齢化社会においては、医療・年金・介護を、「共助」「公助」「自助」によりバランス良く支えることの困難性が逆に浮き彫りにされたと言えよう。
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